箱詰めみかんのFF14放浪記

新生FF14ファンブログ ゲーム内画像を見習い加工師が魔改造!!

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【SS魔改造】†エオルゼア叙情詩『双蛇の申し子』

Posted by 箱詰めMikan on   0 comments
黒衣森、ラークスコール。
辺鄙な土地柄でありながら、このエーテリアルゲートを利用するものは多い。
なぜなら、少し北には、伝説と呼ばれていた「薫風の都」が実在していたからだ。

しかし、「利用者が多い」ということは必ずしも良いこととは限らない。

なぜなら、このゲートを訪れる者の多くは、帝国によって住まいを追われた、
あるいは執政者に弾圧され命の危機にあった、虐げられた者達だったからだ。

人々は妖精と人類の同居する、差別のないこの都に希望を見出し、
逃れるように、この「薫風の都」を訪れていたのだった。

都の人口は当初の5倍にも達し、グリダニア・グランド・カンパニー
『双蛇党』の支援を受けてはいたものの、既に住居や食糧事情も逼迫してきていた。

だが、それでも都の門は閉じることはなかった。

それは、この地を発見したトレジャーハンターと都の守人
『深緑の騎士』の間で交わされた誓いがあったからだった。

『森を閉ざすことなかれ。我らは人と妖精の架け橋とならん。』

その誓いは褪せることなく息づいていたのだった。
しかし、現実はそう甘くないのも確かだった。

備蓄管理担当者からの報告書に目を通すと、
燃えるような赤髪の女ララフェルは眼鏡を外し、大きく溜息をつく。

「このままでは・・・長くは持たないわね・・・」

『精霊の森』と呼ばれる黒衣の森は「実り」が確かに多い。
だがそれでも足りない。このままでは半年も待たず食糧備蓄が底を尽くだろう。
かといって神聖なる森を農地として切り開くことは出来ず、
このまま東に開拓を進めば帝国領アラミゴとの境界を侵すことになる。

「八方ふさがりね・・・せめて、難民の受け入れを分担できればいいのだけど・・・」

彼女はそう呟くが、エオルゼア都市国家からの返答を思い出し、首を横に振る。

と、その時、部屋の外から凛とした男の声がかかる。

「姉さん、『また』あのルガディンが来てるよ。」
「・・・また・・・なの?」
「うん。門の前で姉さんに話があるって座り込んでるんだ。」


『仕方ない』という表情で彼女は書類を脇に置き、立ち上がる。

「いいわ。いい加減、諦めて貰いましょう。あなたも来て。」

彼女はそのまま部屋を出、栗色の髪の最愛の弟に声をかける。
そして、彼を引きつれ、門へと進んでいく。



しばらくの後、門に到着した二人は、もう何度も見たルガディンの顔を見つける。
ルガディンとしても大柄なその男は、近づいてくる二人をみつけると大きく手を振って合図する。

「おぉ。『双蛇の申し子』よ。待ちわびたぞ!」

男は屈託のない笑い顔を見せるが、その顔には
数え切れないほどの戦場を駆け抜けたであろう威厳が備わっていた。

「『獅子王』・・・何度来られても、返事は変わりません。お引取りを。」

その『歴戦の勇士』を前に彼女は臆することなく言い放つ。
獅子王と呼ばれた男はその返答を聞くと目を細め、再び笑う。

「ガハハハハ!この儂を相手に気風のいいことよ!ますます気に入ったわ!
 欲しい!是非とも欲しいぞ!」


その言葉に反応したのは弟だった。瞬く間に弓を構え、獅子王に狙いを定める。

「貴様っ!姉様を愚弄するか!いかな『王』とて容赦はせぬぞ!」
         コールド・ブレイズ・エンプレス   アーデント・アイス・プリンス
「熱い。熱いのう。『冷徹なる焔の女王』に『激情なる氷の貴公子』か。
 だがそれで、儂に、勝てるかな・・・?」


言葉と共に、獅子王から身を凍えさせるほどの剣気が噴き出す。
その覇気に当てられたララフェルの男の額から汗が伝う。
彼も決して弱いわけではない。
それどころかグリダニアでも十指の内に入るほどの強者である。
その彼をして、容易く圧倒する獅子王の強さは正に底が知れなかった。

「安い挑発に乗るのはおよしなさい。獅子王も、悪戯が過ぎますよ。」
彼女が二人をたしなめるように制止する。

双蛇の申し子up

その言葉に獅子王は子供のように笑うと、言葉を続ける。

「すまんすまん。では、本題といこう。お主ら、我が『結社』に入れ」

まさに単刀直入。以前と変わらない言葉に彼女は苦笑する。

「かの獅子王にここまで買って頂いているのは光栄です。
 ですが、私達はこの都の民を護らねばなりません。
 有能な方は他にもいるでしょう?その方達をご登用ください。」


まっすぐに獅子王を見つめ、確固たる意思を持って答える彼女。
その言葉に獅子王は「やれやれ」といった表情でうなづく。

「仕方ないのう。だが儂は諦めぬ。また、会おう」

そして、その言葉と共に「薫風の都」を颯爽と後にした。

残された姉妹はそれぞれに小さく溜息をつき、王の背中を見送る。

「『また』って言ってたね」
「そうね。でも何度きても、私の答えは変わらない。」


姉は弟にそう答えるとさらに口ずさむ

「夢見たものは1つの幸福。願ったものは1つの愛。」

その言葉に、弟は微笑を浮かべる。

「『それらはすべて、ここにある』か。本当に、その通りだね、姉さん。」

彼は答えると、姉の手に自らの手を重ねる。
『姉弟』というより『恋人』のように。

そう、二人も『許されざる者』。

ココにしか居場所のない、虐げられた者達だった。


これは少し昔のお話。

護るべきものを失った彼女が、最愛の弟と離れ離れになり、
そして、獅子王を頼ることになる、少し前のお話し。

●おまけ
双蛇の申し子(文字up)

双蛇の申し子単独up



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はい、こんばんわ!Mikanですヽ(´ー`)ノ

ララフェルですよー?(゚∀゚)?

ツイッターやなんかでは呟いてましたが、
終焉トレーラーの白ララを、なんとか再現できないか。

と苦心してみたのですが・・・

ムリ。絶対。

ここらはクリエイティブな加工職人様に任せましょう(`・ω・´)

まぁ、再現は出来なかったですが、お化粧のやり方は習得しました(゚∀゚)
個人的にはすっごいお気に入りです!

●ちなみに、加工前はコチラ
双蛇の申し子比較

馴染ませるのにちょっと苦労したかも(´・ω・`)

ちなみに物語の方は・・・
全部読んでる奇特な方は分かりますが

色々なストーリーを繋いでる部分になります。

龍騎士ネタの『深緑の騎士』、ルガディンネタの『獅子王』が登場してます(゚∀゚)
そして、結社の現マスター『彼女』の初見、となります(*´∀`)

時系列にネタを並べてみても、おもしろいかも?(゚∀゚)?


相変わらず、厨二病は突然変異して猛威を振るっていますが、
残念ながら、物語のネタとなる画像が尽きました(´;ω;`)

鯖の再起動もありますが・・・なかなかINできそうにないので、
ちょっと間が開くかもしれませぬ?

なので、知り合いには、ネタを徴収しにいきますz(ぁ

それでは、今日はこの辺で。See You!

Mikan

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